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残業ゼロの仕事力
2008 - 05/08 [Thu] - 01:29
★★★★☆
「残業ゼロ」
生産性の高いチームの実現を目指し、ワークライフバランスのために早い帰宅を心がけている私(といってもなかなか定時退社はできないですが)にとって、これほど魅力的な言葉はありません。ということで、読んでみました。
確かに今のプロジェクトでも問題はたくさんあり、それら同士が関連していたりします。QCストーリー的な発想では、「問題の根本原因を特定して対策を打つ」ということになるのでしょうが、吉越氏は「効率的な仕事の組み合わせに、ああでもない、こうでもないと頭を悩ませるというのは、まだ自分と時間に余裕があるからなのです(p.51)」と述べ、「優先順位を考えたり、スケジュール表を作ったりするひまがあるなら、その間に仕事の一つも片づけたほうがいい」と指摘しています。まあ、確かにそうですが、プロジェクトマネジメントにおいては、スケジュール管理も重要な仕事なので、ちょっと難しい感じがします。
デッドライン仕事術という本も出されているように、デッドライン(通常は「明日の早朝会議まで」だそうです。きびしー!)を設けて効率を上げるというのが吉越氏の主張です。逆算発想はプロジェクトマネジメントでは常套手段(?)ですが、請負で自社に責任がない相手に対しても「仕事が終わらなければ残業と週末返上でリカバリする」ことを許さない姿勢を見せないと意識は変えられないだろうなと感じました。
また、リーダーシップについては、このように述べています。
日本電産の永守社長は「すぐやる、必ずやる、出来るまでやる」と述べていますが、やると決めたら成功するまであきらめないという姿勢は通じるものがあると思います。また、情報をオープンにするように心がけていますが、誤解をされないかとか情報が漏洩しないかとか心配してしまうことも多くあります。この主張は自律学習型のチームを実現するためにも、情報をオープンにすることが重要であることを再認識しました。
本書を読んで「残業ゼロ」を実践しているわけではない(しかも予定帰宅時間も守れていない)ですが、「終わりの時間」を常に意識することは今後も継続したいと思います。そして、残業が多い業界の悪しき伝統をプロマネの立場から変えていきたいと思います。
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★★★★☆
「残業ゼロ」
生産性の高いチームの実現を目指し、ワークライフバランスのために早い帰宅を心がけている私(といってもなかなか定時退社はできないですが)にとって、これほど魅力的な言葉はありません。ということで、読んでみました。
問題はいろんな問題が組み合わさって大きくなっている。問題は小さく分けて、「緊急対策」が必要な問題だけに手をつける。その後「再発防止」→「横展開」をする。(p.46)
確かに今のプロジェクトでも問題はたくさんあり、それら同士が関連していたりします。QCストーリー的な発想では、「問題の根本原因を特定して対策を打つ」ということになるのでしょうが、吉越氏は「効率的な仕事の組み合わせに、ああでもない、こうでもないと頭を悩ませるというのは、まだ自分と時間に余裕があるからなのです(p.51)」と述べ、「優先順位を考えたり、スケジュール表を作ったりするひまがあるなら、その間に仕事の一つも片づけたほうがいい」と指摘しています。まあ、確かにそうですが、プロジェクトマネジメントにおいては、スケジュール管理も重要な仕事なので、ちょっと難しい感じがします。
仕事にせよ会食にせよ、「終わりの時間」を常に意識し、そこまでの時間を逆算してスケジュールを立てることがポイントです。人生のために必要な家族との時間、健康でいるために必要な睡眠時間などはあらかじめ確保するのです。
「仕事が終わったときが終わりの時間」という意識では、いつまでたっても残業を減らすことはできません。(p.115)
デッドライン仕事術という本も出されているように、デッドライン(通常は「明日の早朝会議まで」だそうです。きびしー!)を設けて効率を上げるというのが吉越氏の主張です。逆算発想はプロジェクトマネジメントでは常套手段(?)ですが、請負で自社に責任がない相手に対しても「仕事が終わらなければ残業と週末返上でリカバリする」ことを許さない姿勢を見せないと意識は変えられないだろうなと感じました。
また、リーダーシップについては、このように述べています。
組織を変えられるか否かは、ひとえにリーダーの決断にかかっていると思ってください。その際、部下との軋轢を恐れてはいけません。リーダーがやるといったら絶対にやる、それでいいのです。そして、いったんやると決めたら、成功するまであきらめないこと。「失敗する」のは途中であきらめるから失敗するのです。成功するまで続ければ失敗のしようがないでしょう。部下が協力してくれないのなら、協力したくなるまでこちらも踏んばる覚悟が必要です。(p.125)
強いリーダーというのは集まってきたすべての情報を部下に対してもオープンにし、さらに、決断に至るプロセスを含めてトップダウンで部下に伝えるという方法をとります。そうすると、「今こういう問題が起きているから、こうやって解決するぞ」という決定に「そうじゃなくて、こうじゃないですか」という別の意見が社員の間から出てきます。情報をオープンにするというのは反対意見を生み出すということなのです。(p.157)
日本電産の永守社長は「すぐやる、必ずやる、出来るまでやる」と述べていますが、やると決めたら成功するまであきらめないという姿勢は通じるものがあると思います。また、情報をオープンにするように心がけていますが、誤解をされないかとか情報が漏洩しないかとか心配してしまうことも多くあります。この主張は自律学習型のチームを実現するためにも、情報をオープンにすることが重要であることを再認識しました。
本書を読んで「残業ゼロ」を実践しているわけではない(しかも予定帰宅時間も守れていない)ですが、「終わりの時間」を常に意識することは今後も継続したいと思います。そして、残業が多い業界の悪しき伝統をプロマネの立場から変えていきたいと思います。
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